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飛行機はどうやって乗るの?チェックインから搭乗の流れについて

飛行機は電車やバスといった他の交通機関と違って、安全面が厳しく飛行機に乗るまでに手続きや時間面でのルールがきっちりしている乗り物です。

このページでは、空港についてから実際に飛行機に乗るまでの流れについてわかりやすく説明をしていきます。

飛行機に乗るまでに必要な3つの手続き

飛行機にのるまでには以下の3つの手続きが必要になってきます。

搭乗に必要な3つのステップ

飛行機にのるまでにはチェックイン→手荷物預け(必要な人のみ)→保安検査の3つの手続きが必要です。

保安検査場を通過する時間は飛行機の出発時刻の20分前までが目安時間となっています。このため、おそくとも30~40分前には空港に到着してチェックインと手荷物預かりの手続きを行う必要があります。

次に、それぞれの手続きの内容を詳しく説明していきます。

チェックイン

チェックインとは、飛行機に乗るためのチケットを発行する手続きのことです。

搭乗日当日に機械またはサービスカウンターで行う方法と、航空会社の公式webページや公式アプリを用いてオンラインで行う方法の2種類あります。

アプリ等を使ったオンラインの場合、出発時刻の24hから家や電車の中でもチェックイン可能です。

このため、空港に着いたらすぐに手荷物を預けて保安検査場に向かうことができます。(ANAやJALなど航空会社の多くは飛行機のチケットを予約した時に座席まで指定した場合、出発日に自動的にオンラインチェックイン作業を行ってくれるため、手荷物預けなどがない場合は、当日空港についたらそのまま保安検査場に向かってマイレージカードやQRコードをかざすだけで飛行機に乗ることが可能です。)

オンラインではなく、空港でチェックイン作業をする場合は、マイレージカードやアプリ、予約の時のメールなど予約番号が確認できるものを持ってチェックイン機械またはサービスカウンターに向かいます。

ANA-チェックインの機械
空港にあるチェックインの機械(ANA)

チェックイン機械に向かったら、QRコードまたはマイレージカードをかざす、もしくは予約番号を入力して予約の確認を行います。次に、座席指定を行い、チェックイン完了です。

AIRDO-サービスカウンター
有人のチェックインカウンター(AIR DO)

予約番号?QRコード?何それわからない?という場合は、搭乗当日空港についたらまず有人のチェックインカウンターに向かいましょう。航空会社の人が座席指定などチェックイン作業を行ってくれます。

ただし、有人のチェックインカウンターを使う場合、混雑する時期は長蛇の列を作ることもあるので時間にかなり余裕を持って空港に向かうことをおすすめします。

手荷物預け(必要な人のみ)

チェックインが終わったら、手荷物を預ける手続きを行います。

手荷物を預けず一緒に飛行機に持って搭乗するという場合はこの手続きは不要です。しかし、大きさに制限があったり混雑時は機内で荷物を置く場所がなかったりするので、可能ならば手荷物を預けたほうがよいでしょう。

ただし、ライターやリチウムイオンバッテリーなどは、手荷物預け入れではなく機内持ち込みにしないというけないというルールがあります。(詳しくは手荷物預け入れルールについてをご覧ください。)

手荷物預け機

最近は、上記のようなセルフサービスで手荷物を預ける作業ができる機械が設置されている空港も多くなっており、長蛇の列に並ばずに手荷物を預けるまでの時間が短くなってきています。

基本的には機械の画面にそって操作すればいいので特に難しくはないのですが、困ったときは近くに航空会社の係員の人がいるので聞いてみると操作の仕方を教えてくれます。

従来通りの有人のカウンターでも手荷物を預けることができます。特殊な荷物を預ける場合などは、有人のカウンターで相談しながら預けるのをお勧めします。

手荷物を預けないで飛行機に乗る時の手荷物ルールについて(国内線)

保安検査

チェックイン・手荷物の預け入れの手続きが終わったら次は保安検査です。

保安検査では、飛行機に乗る際に危険物を持ち込まないかの検査があります。

流れとしては、保安検査場についたらチケットやアプリについているQRコードもしくはマイレージカードなどをかざして、搭乗者かどうかおよびの時間の確認が行われます。(基本的には、出発時刻の20分前までに保安検査場を通過する必要があります。)

手荷物はX線を通して中身をチェックされ、乗り込む私たち自身は金属探知機のゲートをくぐり、刃物などの危険物を身に着けていないかのチェックがあります。

国内線の場合、ペットボトルの水を持ち込むことは可能ですが、開封している場合は機械に通したり、検査官が匂いを嗅ぐなどの検査が入ります。未開封の場合は、ほとんどの場合このような検査がないので、未開封の方がスムーズに保安検査場を通過することができます。

未開封のペットボトルだと検査がスムーズ

また、パソコンなどの電子機器はX線の機械を通す場合、カバンなど持ち込む荷物から外に出して、カバンを乗せたトレーとは別のトレーに入れておく必要があります。

最近は、安全上の理由から保安検査が厳しくなっており、ブーツやハイカットスニーカー等くるぶしにかかる靴は脱いで靴のみ機械に通したり、冬の季節の場合は、コートは脱いで機械に通すこともあります。

搭乗口へは出発時刻の10分前までに!

保安検査場を通過したら、あとは搭乗口に向かうだけです。

搭乗口は、飛行機の出発時刻の10分前までに行く必要があります。

チケットに印刷されている飛行機の出発時刻は、飛行機に乗る時間ではなく飛行機が動き出す時間のことを示しています。

飛行機に乗り込んだ後は、手荷物を収納したり、搭乗者全員がシートベルトをしているかの確認や、安全ビデオを見る時間などがあります。このため、これらの時間を考慮して10分前には搭乗口が締め切られ、飛行機に乗り込むことができなくなるので出発時刻の10分前までには必ず搭乗口にいる必要があります。

例)羽田空港第2ターミナルでの搭乗までの流れ

例として電車を使って羽田空港に行き、空港でチェックイン、手荷物をあずけて飛行機に乗り込む場合、どのような流れになるかを紹介します。

①電車で羽田空港に到着、チェックインなどの手続きをするためまずは2Fへ。

 電車で羽田空港に行く場合、地下フロアに到着します。第2ターミナルの場合、国内線出発手続きおよび保安検査場は2Fにあるので、まずは2Fを目指します。

>>BFフロア詳細図をみる

B1Fフロアから出発階の2Fフロアへと行くエスカレータは3つありますが、保安検査場A・Bを使う場合は左側のにあるエスカレータ、C・Dを使う場合は右側のエスカレータを使うと便利です。

どの、保安検査場を使うかわからない場合は、空港にある運航状況モニターや航空会社のアプリ・webサイトの運行情報で検索できるようになっています。(保安検査場Aを使うとなっていて、Dの保安検査場を使ったとしても、保安検査場を通過して搭乗口まで歩くのに時間がかかるというだけで何も問題はありません。)

②2階についたらチェックイン→手荷物預けの手続き

羽田空港第2ターミナルは以下のように、保安検査場が左からA/B/C/Dと並んでいます。各保安検査場の近くに、チェックイン機械、サービスカウンターがあります。チェックインが終わったら手荷物を預ける手続きを行います。

>>羽田2Fフロア詳細図をみる

③保安検査を行い搭乗口へ

 チェックイン・手荷物預けの手続きが終わったら保安検査場を通過します。

保安検査場を通過したら、乗る飛行機の搭乗口へ出発時刻の10分前までに移動して飛行機に乗り込みます。

まとめ:搭乗までのフロー

最後に、飛行機に乗るまでの流れをまとめます。

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