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比較してわかった!海外で使うならahamo?LINEMO?楽天モバイルどれがいい?

海外に行った際の通信手段で、ポケットWi-Fiや現地SIMを使ってインターネットの接続をする機会が多いと思います。ポケットWi-Fiのバッテリー残量や現地でのSIMの入れ替え作業に時間を取られたりすると面倒ですよね。

最近では、ahamo楽天モバイルなどの通信会社を使っていると国内プラン料金のままで海外でも利用できるといった通信会社が増えてきました。

海外でインターネット接続するならahamo?povo?llinemo?楽天?

私自身もそろそろ海外旅行を考えているので、普段国内で使っているプランのまま海外で使えると便利!と思い、どのサービスが一番いいかを比較してみました!

この記事では、海外でインターネット接続をする場合、ahamo、LINEMO、povo、楽天モバイルの中でどれが一番お得に使えるのか?ということについて解説したいと思います。

どの会社のどのプランを使うのが一番お得なの?ahamoが一番おすすめ!

まず、国内のプランそのままである程度インターネットを海外で使うというのを想定した場合、旅行期間が15日間までなら一番おすすめはahamoとなります。

ahamoは15日以内の旅行の場合、国内で使っている通信量と合算で20GBまでなら速度制限なしで使えます。

ただし、海外に渡航して16日目以上は速度制限がかかり、インターネットの接続が遅くなります。(この速度制限は1か月以上たったら解除されるというわけではなく、1度日本に戻って日本の電波を拾わないと解除されません)

海外ではahamoか楽天モバイルが安くて簡単なのでおすすめ!

16日以上の場合、楽天モバイルだと速度制限がかかりませんが、使える容量が2GB(1078円(税込))とahamoの20GBと比べるとかなり少ないギガ容量となっています。

特に海外旅行の際は移動時間に現地の観光情報を調べたり、uberやgrabなどでタクシー手配をする、GoogleMapsでナビを使うなどインターネット接続をする機会が多くなります。このため、楽天の2GBだと少し心もとなく感じます。

ただし、楽天モバイルも追加料金を1GBあたり500円を払うと容量追加ができます。

また、月々の利用料金も1078円(税込)とahamoの約3000円と比べて安いため、インターネットをあまり使わない人や現地になれていてインターネットで調べものをする機会が少なくても大丈夫な長期滞在者等には楽天モバイルもおすすめです。

>>楽天モバイルのページをみる

一番おすすめのahamoを使う時のプラン内容は、以下のように国内で使っているプランの通信量と合算して月20GBまで月額約3000円で利用できます。

ahamoを海外で使うとき
  • 国内で使ってる20GB(2970円/月)のプランのまま追加料金不要で海外でインターネットが使える
  • 対応エリアはアメリカ・韓国・タイ・オーストラリア・フランス・イギリスなど82ヵ国、日本人の渡航先の95%の地域で使える
  • 海外に渡航して15日までは速度制限なしで使えるが16日目からは送受信最大128kbpsと制限がかかる
  • 海外でもデザリング機能利用可能

海外で連続15日以上使う場合、追加料金はとられないけどインターネットの速度は遅くなるよ!

>>ahamoのページをみる

povoやLINEMO、楽天モバイルはahamoと比べてどう?

ahamo、LINEMO、povo、楽天モバイルを海外で使う時の料金等の比較は以下のようになっています。

ahamo楽天モバイルLINEMOpovo
料金2970円(税込)1078円(税込)~国内利用料金に加え追加料金が発生
・3GB/980円(24hあたり)
・パケット放題/2980円(1日あたり)
海外では使用不可
データ量20GB2GBプランにより異なる
使用可能の国数82ヵ国67ヵ国プランにより異なる
その他制限・15日を超えると速度制限がかかる・2GB以上は速度制限あり
・1GB/500円で追加購入可能
・海外で使うには別途契約が必要
・国により料金が異なる

上記のように、海外で使える格安SIMはahamo、楽天、LINEMOの三社となっています。

LINEMOの場合、国内で契約している通信料金に加えて別途料金がかかる、(プランにより異なりますが)24hや72hごとに追加料金がかかる、海外で使いたい場合別途契約が必要といった面で少し使いづらい内容となっています。

親会社のドコモ/au/SoftBankと比べてお得?

メインキャリアと格安SIMを比較した場合、格安SIMと違い下記のような料金が追加でかかります。

ドコモSoftBankau
料金海外で使うには以下の追加料金がかかる
・200円/1hあたり
・980円/24hあたり
・海外パケ放題 2980円/1日あたり
アメリカのみ無料で使い放題
その他の地域は24hあたり3GB 980円~
海外で使うには以下の追加料金がかかる
・国内のデータ通信量を使うプラン:490円~/24hあたり
・データ量使い放題プラン:2980円/1日あたり
データ量海外パケ放題プラン以外は国内契約のデータ量が使われるプランによって異なるプランによって異なる
使用可能の国数プランにより異なるプランによって異なるプランによって異なる

主要キャリアの場合、上記のようにソフトバンクのアメリカ放題の場合は、無料で通信容量を気にせず使えるためソフトバンクユーザーでアメリカに行く方は、そのままソフトバンクを使うのがよいでしょう。

ソフトバンクのアメリカ放題以外はau・docomo・softbankの主要3社はどれも通常の利用料金(国内で月々に払っている利用料金)にプラスして時間や日数ごとに課金される形態となっています。

また、主要三社を海外で使いたい場合、プランも複雑で、プランによって別途契約が必要なものもあるため各キャリアの詳細をよく確認する必要があります。

個人的には設定が簡単・日本国内の利用料金のまま追加料金がかからないという面でahamoがおすすめですが、今までの実績からメインキャリアからahamo等に変更できないという方もいると思います。

そういう場合、ポケットwi-fiまたは現地空港かAmazonなどで購入した現地simの利用がおすすめです。

例えば下記のようなsimだとアジア32ヵ国で共通して利用できます。(SIM2Flyは私もよくアジア圏で利用していて使いやすかったです。現地simの場合地域によっておすすめのsimが変わってくるため、他の地域の場合はamazonなどで国名+simで検索してレビューを見てみると実際に使っている人からの速度の情報等を確認できます。)

価格面でいうと物価の安い国の場合、海外の現地空港などでsimを調達するのが一番コストを抑えられます。ただし、現地の人とのやり取りや安くて品質のよいSIMショップの場所の確認、simの差し替え作業などが発生します。(androidの場合はアクセスポイントの設定方法も確認しておいた方がよいでしょう)

simを差し替えて利用する場合、SIMフリーでないスマホの場合、docomo等の利用会社のマイページから別途スマホのSIMフリー化の設定をする必要があります。

ポケットwi-fiの場合、電池容量を気にしないといけない、海外simより高いという欠点がありますが、スマホのwi-fi設定が楽、複数人で使えるといった利点があります。

wi-fi業者は様々な業者がありますが、羽田空港を利用の場合、グローバルWiFiイモトのWiFiが羽田空港内での端末の受取り&返却ができるので便利です。

ahamoを海外で使う時の特徴

海外でahamoを使う場合、日本国内と同様の通信料となり追加料金不要です。20GBまでは速度制限がかからず、20GBを超えた場合、1GBあたり550円追加料金を払うと速度制限を解除できます。

ahamoの基本料金・利用条件
  • 基本料金:2970円(税込)(国内で使ってる契約プランの料金を含んでいるので追加料金不要)
  • 日数:15日以内は速度制限なし(15日を超えると速度制限がかかる)
  • データ容量:20GB(国内で使っていた通信量も含んでの20GB)
  • ahamoが使える国:82ヵ国(2023年02月現在)

ahamoで海外についてからネットを使うまでの流れ

ahamoを契約していて海外でインターネット接続をしたい場合、データローミングをonにするだけで使えるようになります。

海外でのahamoの使い方

データローミングのon設定とは?

データローミングのon設定とは海外で現地の通信会社の回線をつかってインターネットが接続できるようにする仕組みのことです。

なんか難しいな。データローミングをOFFのまま海外に行ってしまったら料金とか発生しないの?こわい…

データローミングは海外で通信機能を使えるようにする設定のことだよ。

ONにしないと海外で使えないから気を付けてね!

ahamoを使っていてデータローミングをonにし忘れたまま海外に行ったとしても、単純にインターネットに接続できないだけです。追加料金などは発生しないため安心ください。

でも、昔は海外行くとき高額請求されないために「データローミングoffの設定+機内モード」でポケットwi-fiとか現地sim使うのが普通だったよね?どうゆうこと??

au・docomo・ソフトバンク等のキャリア回線の場合は、日数や時間によって料金が加算される仕組みのためローミングをOFFにしてないと長期間使いすぎた場合、思わぬ追加料金が発生して危険だったんだ!

ahamoの場合は、15日を超える場合や20GB以上使いすぎても速度制限が自動でかかるだけで追加料金は発生しないからデータローミングをONにしても大丈夫だよ!

ahamoのデータローミングをonにしても大丈夫な理由
主要キャリアとahamoの海外でのデータ通信料金比較

現在はau・docomo・ソフトバンク等の主要キャリア回線も期間を決めて契約したら期間外は自動で海外通信を遮断してくれるタイプのプランも登場してるよ!主要キャリアで海外行く場合は各社プランや契約内容をよく確認してね!

データローミングをonにしたまま、ahamoの海外データ通信対象外地域に行った場合どうなるの?追加料金とられちゃうの?

ahamoが公式で案内している海外の対象地域(2023年1月現在で82か国)以外の地域に、データローミングをONの設定のまま入国してしまったとしても、データ通信ができなくなる(インターネットに接続できない)だけで追加料金等は発生しません。(電話やSMSの利用は別途料金がかかるため注意)

データローミングの設定方法

データローミングのON設定はスマホで各自操作して設定します。設定自体は簡単で、スマホの設定場所さえわかれば30秒程度の操作でデータローミングをonにできます。

iphoneのデータローミングon設定方法
  • 「設定」アプリから”モバイル通信”または”モバイルデータ通信”を選択
  • “通信のオプション”を選ぶ
  • “データローミング”をONにする
androidのデータローミングonの設定方法
  • 設定アプリから”ネットワークとインターネット”を選択
  • “モバイルネットワーク”を選ぶ
  • “データローミング”をONにする

androidは機種によってローミング設定の場所が違う場合があるので注意してね!

例えば、OPPOの場合は「設定→SIMカードおよびモバイルデータ→SIM→ネットワーク設定からデータローミングをON」にするよ!

つながりやすさ

ahamoを海外で使う時、つながりやすさが気になりますよね?

ahamoが契約している渡航先の通信回線を利用するので国によってつながりやすさは変わってきますがtwitterで見た感じだと、おおむね満足のいくスピードは出ているようでした。

ahamoを海外で使う時に高額請求されないために注意すること!

海外でahamoのデータ通信を20GB以上使ってしまったら、それ以降は自動で制限がかかり遅くなるだけなので高額請求は発生しません。(20GB超えても基本料金の2970円(税込み)以上の料金は発生しない。)

ただし、海外で通話(電話)およびSMS(ショートメッセージ)を利用すると追加で料金がかかります。このため、海外にいる際は電話やSMSをなるべく使わないように気を付けてください。(LINE通話やLINEのメッセージのやり取りは、20GBまでのデータ通信扱いなので大丈夫です)

ahamoを使って海外で通話したい場合、通話料金は国によって異なるためahamo公式サイトをご覧ください。

>>ahamo公式サイトで海外にいる時の通話(電話)料金を調べる

SMS(ショートメッセージ)は、海外の場合、受信は無料・送信は1通あたり100円となっています。

また、デュアルSIM(1つのスマホに2つのSIMを入れること)で使っている方も注意です。1つがahamoのSIM、もう一つのSIMが世界で通信できるようなdocomoなどのキャリア会社のsimを使っている場合、ahamo対象外地域にはいるとキャリア会社のsimで通信するようになってしまいます。

ahamo対象外の国に入ってしまってもahamo自身は接続が切れてしまうだけで余分な通信料金はかかりませんが、キャリア会社側の方の海外プランでデータ通信料金が別途加算されてしまうため、海外に行く際はキャリア側のSIMは抜いて使う方が安全です。

その他の格安SIMではどうなの?

mineoやⅡ Jmioなど主要格安SIMの場合、基本的には、電話やSMSができるものはありますがインターネット接続ができる国内の格安SIM業者はありません。

このため、これらのユーザーで海外でネット接続をする際は、ポケットWIFIを借りる・現地SIMを使う・ahamoや楽天モバイルに変更するなどといったことを検討する必要があります。

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